サマーナイトブルース verse.7

私は祖父のお家で、
息を押し殺して泣いていた。
苦しい思いを他人にもさせていたことにショックだったことも相まっていたのかもしれない。

もう実家に戻る日になった、
時間はいつでも短い、私は彼に謝りたくなり会いに行った。
彼は私に公園に行こうかと誘ってくれた。

公園に着くとブランコに腰をかけた、
他愛のない会話をすると、私はブランコを止めた。
「前はごめんなさい、私謝らずに帰ったら後悔すると思って、
だから、本当にごめんなさい。」

幼馴染の彼は、
「多分今日来てくれるとも思ってたし、
謝ってくれなくても良かったんだ、
それとアカリにこの番号を教えておくつもりだったんだ」

小さい紙には、
私には何かってことがすぐに分かった。
彼は最後にこう言った、
「アカリだけが金庫を開けて、
誰にもバレないようにね、おじいちゃんに言われたことだからさ、お願いな」

私は彼にお礼を言い。
祖父のお家に戻った。

雷霆を告げる音

自分のスペースみんなのスペース

0コメント

  • 1000 / 1000