Bar/alternative

ここ最近はパンデミックだってことで営業できない日が続いてたこんな時だからこそ、どのように生きて行くかを考える店が開かないならまたお酒の勉強でもしたい気分だだけども何故かやる気が出ない何かを制約されると新しいものをこなし以前の環境が変わっていく。それが億劫に繋がっているとつくづく思う。出来なかった、しなかった言い訳はこの程度にして、以前に飲んだサントリーが出している［白（HAKU VODKA）］をご紹介しよう。これはジャパニーズクラフトウォッカというものだウォッカは元々穀類で製造されることが多いが、この酒は［米］が原料だその影響なのかとても甘みを感じ、まるで日本酒の雰囲気を醸し出しているこれは今までとは全く違うウォッカだ。ウォッカは味も風味もほとんどない...
今日はバランタインが好きなお客さんの話をします。ブレンデッドウイスキーは、飲み口が柔らかく、このウイスキーは万人受けするウイスキーだ。このBllantine'sは比較的安くて、晩酌するには良い具合で、このウイスキーが好きな彼はここに来てまでBallantine'sを飲むのだ。人生は繰り返しの中で生活するもので、どんな状況でも一杯目は必ずと言うことだろうか。でも、彼は「ここに来てまでいつも飲んでる酒を飲むなんて…」、と嘆いていたが、私はこう言った。「このウイスキーはどこでも飲めますが、どこで、どのようにして飲むかも大事だと思いますよ」、と。彼はこう返した、「確かにここで飲むコイツは、一味違うかもしれない…うわっ」、っと彼は笑みをこぼした。好きな物はどこに...
すっかり夏も終わり、涼しい季節になりましたね。夏の暑い時期にはやはりビールやハイボールのような、喉越しがキリッとしてるものを飲みたくなりますよね？私はハイボールが好きですが、ウイスキーをストレートで飲むことも好きなんですよ。そこで１つ"Dewar's aged 12 years"というウイスキーを紹介します。このウイスキーはブレンデッドウイスキーで、シングルモルトではない、そのおかげでとても飲み口が良いお酒となっております。飲み方はハイボールがとても相性がいいのですが、最近は専らストレートでしか飲んでないのでちゃんとしたハイボールにしたときの味を知らないのです。Dewar'sのノンエイジは、居酒屋などでよくハイボール用のウイスキーとして使われることが多...
この２つのお酒は私にとって必ずないといけないものになった。ウォッカの無味無臭に近い"無個性"と、ジンは複数のハーブが重なり合い風味の強い"個性"がある。両者は対角にいるお酒だと私は思っている。今の日本のチューハイなどは殆どウォッカ使用でストロング系の頂点だと思わせるほどで、それに比べてジンは個性がある故、今の日本ではまだウォッカの後ろにいると感じている。だけど私のお店では、ウォッカとジンの売り上げは左程違いはない。何故か？明確な理由は多分ないが、ウォッカは色んな味に化けれるし、ジンは自身の特徴で味に深みを持たせられる。"無個性"は他のフレーバーにより力を貰い"個性"は他のフレーバーと共に力を増していく。だからこそ美味い酒を飲みたいお客は、両方共好きなの...
今日はウイスキーがまだ苦手なかたに、こんなものをご紹介します。［ブラインドアーチャー］と［ワイルドターキー アメリカンハニー］です。所謂フレーバード、ハニーウイスキーになります。私もウイスキーを最初飲むときは抵抗があり、しかも辛口でとても飲めたものではありませんでした。しかし徐々に飲んでいき慣れるまで我慢して飲んでおりました。慣れてしまうと早いもので、今まで勿体ない飲み方をしたもんだなと思って後悔したことさえあります。そこで今では定番になったハイボールを飲みたいけど飲めないかたに、甘い香りのウイスキーをオススメします。ハイボールにして飲んでみると辛さより先に甘い香りによりとても飲みやすくなってます。味には好みがあるので、"フレーバード、ハニー"系のウイ...
このバーボンは辛さとスッキリとした味わいが好きだ。この酒を飲むたびに一緒に飲んでくれた人を思い出す。本当はワイルドターキーハニーのほうをハイボールにして、甘さと辛さとあの芳醇な香りを味わって楽しく飲んでた。映画を観たり、ハードロックを聴いたり、まだ飲んだことのないウイスキーを求めて2人で美味いウイスキーを買っては、一緒に飲み比べた。一緒に飲んだ余市、ホワイトホース、竹鶴。まだ飲んでない宮城峡、アーリータイムズ、他にも沢山ある。この世の中には無数の有と無がある。時間というのは平等であってそうではない。ここから先は俺一人で酒を買い、美味いときはグラスに注ぐよ。飲めなかったお酒に、心を込めて、貴方とまた飲める日を待ち望んで。報告はしましたが去年子供が生まれま...
こんな小さい店内で何故か、重大なことを任されてしまった。この店がお客の思い出の場所で、2人ともが気に入ってるからと言っても、私には荷が重い。「マスター、今日は大事な日になるんだ！マスターは知らないふりをしながらフォローお願いします」そして彼から赤い小さな箱を渡された。「この箱を合図出しますんで、一緒に出してください」はい、と返事をしたがこんな演出をしたことがないから、ハッキリ言って彼より私の方が緊張する。そんなことを考えていても時間とは過ぎるのが早く、彼らは何事もないようにお酒を楽しんでいる。彼からは合図がないので再度箱の確認をしておこう、って。あれ？確かここにあるはずだけど、うん？まぁまぁ…探すが、ない。どうしようか、焦りが顔から滲み出てきそうだ。脂...
西暦2XXX年、ここは地球の上にある宇宙ステーション。技術の進歩とは凄い、まさか生きてる間に宇宙に飛び立てるとは。でも酒好きとは困りもので、ここでバーをやってるが酒は母なる大地でしかまだ作れない。だから地球より高くついてしまう。それでも酒は人気だ、これだからこの商売は辞められない。「お客さん今日は、美味いウイスキーが入ったよ」「ウイスキーか飲んだことないな」「なら試しにどうです？」ロックグラスにトクトクと、ウイスキーを注ぐ、宇宙ステーションは大きな家みたいなところで臭いが店外にまで広がる。「美味い、なんてお酒？」これは、と言う前にお店にまた1人とお客が入る、なんかいい匂いがしてねと、初老の男性が入ってきた。「バランタインかな」その通り、何故わかったのだ...
こんな日はたまにお酒を飲みたくなる。理由はほとんどないけど、本当はあるかもしれない、それは内緒。このバーは行きつけでとても好き、お酒はウイスキーなんかがメインだけど、そのお陰でウイスキーが好きになった。1日が全部良いなんて殆どないでしょ？だから憂さを晴らす為にたまにここで、若い見知らぬ連中のドンチャン騒ぎを見てバカ笑いをする、それだけでいいの。お酒はあまり飲まないから、マスターにいつもオススメを聞くけどそろそろ困ってきてるみたいで気が引ける、でも美味しいお酒を出してくれる。ここまでくると私ってただの呑んだくれなのかしら？でも、それでいい。楽しくないなら人生意味ないから。それでは今日のお話が楽しめたなら、次のお酒を頼んでいただければ嬉しいです。