一輪の花

その花は特別なケースに入れられていた、
それは円形の黒い土台に円柱の薄ガラスに、
一輪の花が咲いていた。

それは美しく光輝いている、
それは貴方に喋りかけるように、
それは永遠の時間のような存在だった。

そこには命があり、
そこには愛情があり、
そこには嫉妬があった。

美しさとは永遠ではない、
煌めきとは永遠ではない、
時間とは永遠ではない。

光り輝くものは人々が羨み、目を更に輝かせる。

嫉妬とはそれは誰もが持つものである、
それは命あるもの、植物とて例外ではない。


"星の王子さま"
"美女と野獣"
上記2つにインスピレーションを得た。

雷霆を告げる音

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