[無題]

目を少しずつ開ける。
ベッドから出るのが、少し嫌だ、
身体を伸ばし、アクビが出た。

鼻をすすり、寝床を後にする、
頭を掻きながらトイレへ。
顔を洗い、歯を磨く。

ぼーっとした微睡みはまだ続いていた。
ソファーに座りテレビをつけた、
「うーん、まだニュース番組だな」

昨日の夜はご飯を食べておらず腹が鳴った。
そうだ、思い出したかのように、家の近くにベーグルを売ってるお店がある。
朝ごはんにしよう。

歩いて10分しない、
裏道から大通りに出て信号を一本渡る。
とても良い立地にある店だ、そして赤い店構えが印象的だ。

そこのベーグルは、
プレーン、BLTサンド、ブルーベリーチーズ、他にもステキなメニューがあるが、
今日は「ブルーベリーチーズ」にしよう。
クリームチーズとブルーベリーが混ぜられたシンプルな物だが、それがいい、好きだ。

それと手作りのクッキーを3枚ほど買って店を出た。
その道沿いにコーヒーショップがある。

狭い店内だが、一つのテーブルとイスが3つあった。
カウンターテーブルの横にスナックストックがあり、スコーンがあった。
その誘惑を耐えながら、カフェラテを一つ頼んだ。

自分はお店のなかで食べたり飲んだりするのが得意じゃないので、自宅に戻った。

テーブルの上に紙袋に入った、ベーグルとコーヒーを置いた。
ノートを開き、今日が再度始まる。

「いやー美味いな。」

雷霆を告げる音

自分のスペースみんなのスペース

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