透明

光のなかにユラユラと、
影がなくてもそれは存在している。
何かはわからない、なんでそれを認識できているかもわからない。

この空間が永遠に広がっている。
眩しくもない、苦しくもない、私自身も自分の目では見えない。
透明の中、微かな色が遠くに見える気がする。

手を伸ばしてみよう、
本当に手を伸ばしているのかな?
なんか心地よくなってきた。

手をゆっくり握る、
電気のスイッチを切ったように全てが暗闇になってしまった。

雷霆を告げる音

自分のスペースみんなのスペース

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